サッカーに関して、最近思うことを気ままに綴るコーナーです。ここは不定期に更新しています。
2 World Cup Stadiums (10/21/2001更新)
先日2つのW杯用スタジアムに行ってきた。1つ目は横浜国際競技場。ここでは、こけら落しの時のダイナスティ・カップで日本代表の試合を見たり、小野伸二のJリーグ初ゴールを見たりしたが、今回はサッカー観戦ではなく、自分がプレーする番であった。とはいっても、ゴール裏の部分に作られた特設フットサル・コートでのフットサル大会。来年のW杯を盛り上げていくイヴェントの1つであったが、朝の5時半からサッカーをしたのは生まれて初めての経験であった。実際にピッチには入れなかったが、グラウンド・レベルに立ってみると、でっかーいスタジアムであった。ただ、何故かピッチは結構、小さく感じた。
もう1つは、埼玉スタジアム2002。こちらは、Jリーグの浦和レッズ対横浜Fマリノスの試合。この試合もこけら落しだったが、試合のほうよりもスタジアムへのアクセスとか、警備とかに気がいってしまった。来年のW杯ではここで3試合観戦する予定なのでね(秘)。このスタジアムはどこの駅からも遠く、一番最寄の駅からは徒歩20分。でも、これは警備のために、敢えて駅を遠くに作ったとも思われた。当日は警察官の数がすごく、こんなに多くの警察官を1度に見たことはなかった。でも、これは明石市の花火大会の際の事件や、テロの影響もあるのであろうか。とにかく、警備上はこれくらいの警察官がいて良かったと思う。常々感じていたことだが、日本では人の集まるイヴェントにおいて、警察官の人数が足りなすぎる。最近は治安も悪くなってきているみたいだし、犯罪予防のためにも、こういうところで税金を使うべきだと思うのだが。
アクセスは、東京西部からは、一旦都心の市ヶ谷に出て、そこから地下鉄南北線、埼玉高速鉄道(直通であった)に乗って、浦和美園駅まで。そこから、徒歩20分。事前PRが効いたのか、スタジアムに早く着いた人が多かったため、入場に時間がかかったが、それ以外は問題はなかった。浦和美園駅での警備の人たちが、電車へ乗る手順だの、運行状況だのを、並んで待っている人たちに、逐一伝えていたのは良かった。これは列がなかなか進まなくなって、いらいらして暴動に発展するのを防ぐ意味でも効果的だったと思う。まぁ、Jリーグの試合では、いくらレッズの試合でもそんなことは起きないかもしれないが、W杯では分からないからね。
試合は、レッズのボロ負け。0-2というスコア以上にレッズは悪かった。
RT
Playing Futsal in Japan (8/12/2001更新)
3/23に書いたように、日本に戻ってきてからフットサルを再開した。とは言っても、まだ計4回しかやってないが。日本でのフットサルは、人工芝がひいてあるフットサル専用コートか体育館でのどちらかしか経験していないが、最近はいろんなところでフットサルがプレーできることだ。これはサッカー人気とW杯の影響があるのかもしれないが、よいことであろう。ますます、コートの確保が難しくなっていくという面では、不安でもあるが。
フットサルとアメリカで冬にプレーしていたインドア・サッカーとの違いを以前に書いたが、フットサルではボディ・コンタクトが認められてないため、体力消耗をするのが抑えられて多少楽である。ただ、より狭いコートでプレーするため、プレーのスピードを上げなければならないので、それはそれできつい。まぁ、なんだかんだ言っても、サッカーに似たスポーツをプレーできるだけで自分の満足度を満たせてよいであるが。
RT
Spring Has Come! (3/23/2001更新)
このコーナーも更新せずに4ヶ月が経過してしまった。日本ではJリーグが開幕したようだ。日本は来年のワールド・カップに向けて、盛り上がっているところであろうか? W杯用の新しいスタジアムが幾つか建設されているので、そのようなスタジアムを訪れてもみたいものである。W杯会場ではないが、東京にもスタジアムができたようだし、浦和レッズも1部リーグに復帰したことだし、久々にJリーグ観戦と行きたいところであるが、5月に日本に戻るまでの辛抱だ。
自分も1月以来サッカーをしていなくて、体がなまってきたところ。日本に戻ったらフットサルも再開しなければ。
RT
American Soccer (11/7/2000更新)
ここアメリカでのサッカー・シーズンは数週間前に終了してしまった。リーグ戦のチャンピオンを決めるMLSカップ・ファイナルでは、我がシカゴ・ファイアーはカンザス・シティ・ウィザーズに0-1で敗れ、2年ぶりのタイトル獲得を逃したが、その1週間後に行われたUSオープン・カップ(日本の天皇杯に当たるカップ戦)の決勝では、マイアミ・フュージョンを2-1で下して、見事2年ぶりのカップを獲得した。
この2つのファイナルとともにアメリカでのサッカーのシーズンは終了したのだが、まだ2002年W杯の予選が1試合残っている。11/15にアメリカは予選ラウンド最終戦を敵地バルバドスにて戦う。現時点でアメリカはこの予選ラウンドのグループで4チーム中2位。上位2位までが最終予選に進出できることになっているが、1位のコスタ・リカとの勝点の差は2、3位のグアテマラとの差は1。同じ日に行われるグアテマラとコスタ・リカとの対戦の結果にもよるが、アメリカはグループ4位のバルバドスに対して、勝点3が欲しいところ。バルバドスとのホームでの試合ではアメリカは7-0で勝利しているので、恐らく最終予選への出場は固いところであろうが、サッカーは何が起こるか分からないスポーツであるので、油断は大敵である。
サッカーでは、各地域のW杯の最終予選の試合が一番見ていて面白いという意見がある。これは花の舞台であるW杯に出場することを目的として、少ない出場枠を巡って本当の戦いが繰り広げられるからであろう。もう1つは、W杯の本大会では特にグループ・リーグの試合においては、レベルの差の試合が見られがちであり、また本大会はお祭り的要素もあって出場しただけで満足の国もあったりするからであろう。その意味でW杯の最終予選は本当の真剣勝負である。最終予選にもあると、レベルは拮抗しており、どの国が出場してもおかしくないほどになっていて(もちろん例外は起こりうるが)、接戦が多く見られる。これにサッカーの醍醐味の1つである、ホーム・アンド・アウェイの要素が加わるのだから、見る側としてはまた面白くなる。
アメリカの属する北中米・カリブ海地区の最終予選には既に、メキシコ、トリニダッド・アンド・トバゴ、ジャマイカ、ホンジュラスが進出を決めている。これに恐らく、コスタ・リカとアメリカが加わった6カ国で3つの枠を争う、ホーム・アンド・アウェイの総当たりリーグが2001年の2月から11月にかけて行われる予定である。シカゴに住んでいる間に、是非ともこの国と国との真剣勝負をアメリカのホームで見てみたいものである。そして、2002年には母国に帰って、アメリカ代表チームを日本に迎えたいものでもある。
Long Time No Talk (8/9/2000更新)
このコーナーも8ヶ月ぶりの更新。その8ヶ月の間に、ヨーロッパのシーズンは終わり、フランスではもう今年(2000-2001)のシーズンが始まってしまっている。中田はペルージャからASローマへ移籍し、名並と城は移籍先を探し中。あのヴェルディの武田がパラグアイへ行き、横浜FCにいた遠藤はなんとベルギーのKV
Mechelenへ。このKV
Mechelenには試合を見に行かなかったが、自分がブリュッセルに住んでいる時に来てくれればよかったのに。でも、こうやってベルギーのような2流リーグにでも日本人選手が出ていって、海外での厳しい経験を日本代表チームや日本人選手全体に伝えてくれたらうれしい限りである。
さて、ひさびさのこのコラムなので、自分のサッカー活動の近況を。
今年の1月の初めからは、6ヶ月のブランクを破って、再びインドア・リーグへ復帰。4月の終わりまでインドアを楽しむが、歳をとってきたせいか、もしくは6ヶ月のブランクのせいか、自分としては満足行くプレーができないまま、インドア・シーズンが終了する。
そして5月からはアウトドアの通常のサッカーが始まり、昨年、一昨年と参加していたリーグで、インドアを一緒にプレーした仲間達と8月現在までプレーしている。おそらくこのアウトドア・サッカーのシーズンは10月終わりくらいまで続き、またインドアへ戻っていくことになるであろう。サッカーは冬のスポーツと言われるが、極寒のシカゴでは冬はアウトドアではサッカーは無理なのである。
この2年間の間、ずっとアメリカ人とプレーをしてきて感じるのは、アメリカ人の勝負に対するこだわり。いくらリクリエーションのためのリーグとはいえ、勝負にこだわるし、みんな真剣にプレーするのは興味深いが、やはりやるからには素人でも勝負にこだわるというのは、個人的には賛同できるので、やっていて楽しい。ただ、真剣にやるすぎると、試合中に罵り合ったりするので、それは度が過ぎると思うのだが。
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