イタリア北部のファッションの都市、ミラノへの週末を利用した旅行であった。
メインの目的は例によってサッカー観戦。世界中の注目を集めるセリエAのACミラン対中田のいるペルージャの試合の観戦記はこちら。
ミラノは6年前のヴェンティミリア以来、初めてのイタリア訪問都市になり、きちんと滞在した中では初めてのイタリアの都市となった。ブリュッセルからは飛行機で1時間半と割と近い。飛行機が遅れて、もともと夜遅かったのがさらに遅く着いたが、夜中遅くまで地下鉄は走っているようで助かった。
到着の翌日は、まずドゥオーモ広場(Piazza Duomo)へ。ドゥオーモはでかいでかい。広場も大きく、朝早くから人が結構おり、お昼過ぎには土曜日だからか、ものすごい人になっていた。ちなみにこのドゥオーモ(教会)は屋上にもエレベーターか階段で上ることができ、屋上からの眺めも良いし、屋上の建築自体を楽しむことも出来る珍しいものであった。
このドゥオーモ広場が街の中心のようで、その近くにはギャラリーやお店がたくさん集まっており、ショッピングを楽しむ人達も多かった。いわゆるブランドもののお店はそこからちょっと離れたところにあり、そこには自分でも知っている高級ブランド店がたくさん並んでいた。ミラノはやはり大都市であってその大きさを感じた。ただ、このドゥオーモ広場からある程度離れた場所に行くと、正直言ってごちゃごちゃしていると感じる場所もあって、他のヨーロッパの大都市とは雰囲気がかなり違っていた。
今回はサッカー観戦と買物が目的であったため、「最後の晩餐」という有名な絵画(見学するのに2時間待ちは普通らしい)が展示されているサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会や美術館などには行かず、日曜日のサッカーの試合の前にちょこっとスフォルツェスコ城(Castello
Sforzesco)に行ったくらいで、ドゥオーモ広場に座ってのんびりしたり、ウィンドウ・ショッピングをしている時間が多かった。
午後3時からのサッカーの試合の後は、そこで知り合ったミラノ在住の日本人の人達に誘われて、一緒にディナーを食べに行った。その前に寄った、Gelateria(ジェラートが食べられるカフェ?)で食べたジェラートと合わせて、食べたものすべてがおいしかったのは言うまでもない。さすが食の国、イターリアである。
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