埼玉にある通っていた高校は北京大学付属高校との交流関係があり、その関係で3年生の修学旅行は中国の北京を訪問するというものであった。約1週間の旅行は北京のみを訪れるもので、天安門広場や故宮、万里の長城などの歴史的名所を訪れ、また北京大学付属高校の生徒との交流の機会もあった。
数学や化学などの授業を受けながら交流したり、スポーツの対抗戦を行ったり、ディナーを共にするなどの交流もあった。主に、英語と筆談を駆使しながら、同世代の中国人と触れ合う機会があったのは本当に貴重な経験であった。
これは天安門事件のちょうど1年前のことで、それ以来北京の街並みもかなり変わっていることであろう。どれくらい変わっているのか、再び訪れてこの目で確かめてみたいものである。
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