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Soccer

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サッカー観戦:

基本的にサッカー観戦はスタジアムでするもの、という考えがあるが、もちろんTVでも観る。しかし、ボールのないところでの動きや、スタジアムの雰囲気などは実際にスタジアムに足を運んで生で観戦しないと分からないものである。それにスポーツは何でもやはり生観戦である。

自分にはひいきチームというのも存在するが、スタジアムでは基本的にメイン・スタンドのど真ん中に座って観るのが好きである。なぜなら、そこからだとピッチ全体が見渡せて、しかもピッチとそれほど距離がないからである。ゴール裏で試合中ずっと立ってサポートする、というサポーターではない。

今までにいろいろな国のいろいろなスタジアムでサッカーを観戦してきた。Jリーグ、セリエA、ベルギー3部リーグ、アメリカのMLSと、全部に共通しているのは、やはりサッカーが観客を魅了するスポーツであるということ。どんなレベルであっても、観客はゴール・シーンだけでなく、きれいなパスが通ったときや素晴らしいGKのセーヴィングなどに感動するのである。

観戦歴:

初めて観たプロ・サッカーの試合は、1993年ロンドンでのアーセナル vs. リーズ・ユナイテッドのプレミア・リーグの試合。フーリガンの国、イングランドでの観戦であったが、意外に観客がおとなしかったのは驚いた。以降、Jリーグ、アメリカのMLS(シカゴ・ファイアーの試合)、ベルギー・リーグ(1部、2部、3部)、フランス・ディヴィジョン1、イタリア・セリエA、ドイツ・ブンデスリーガなどのリーグ戦、ベルギー・リーグの強豪、RSC AnderlechtのホームでのUEFA Cupの試合を観戦してきた。国同士の国際試合では、日本で行われた幾つかの国際親善試合(日本 vs. サウジアラビア、vs. オーストラリアなど)、1993年のダイナスティ・カップ、アメリカ・シカゴで行われた、メキシコ vs. アルゼンチン、メキシコ vs. アイルランドの試合など。1999年にアメリカで行われたWomen's World Cupも観戦した。

欧州サッカー観戦記へのリンク

各国リーグの印象:

ベルギー1部リーグ

レベルはイタリア、イングランド、スペインなどのリーグに比べると2段階くらい落ちるが、将来トップ・リーグの強豪チームと契約するべく、選手が自己アピールに懸命になっている気がする。ただ、それによる個人プレーなどは少なく、各チームとの攻撃的なスタイルを取るため、点がよく入るリーグであり、観客にとっては楽しい。試合結果が5-3なんていうのはざらにある。首都ブリュッセルを本拠地とするRSC AnderlechtとブルージュのClub Brugesが2大勢力である。

地元チームの応援がすごいのはヨーロッパのどこの国でも同じであるが、ベルギーという国は小さいので、強豪チームのサポーターがアウェイ・スタンドで目立つというJリーグの浦和のような現象もたまに見られた。

アメリカMLS(メイジャー・リーグ・サッカー、1部)

1996年春に10チームによってスタートしたアメリカでのプロ・サッカー・リーグ。アメリカには他に人気のあるプロ・スポーツがたくさんあるため、とても盛り上がっているという状況ではないが、地道にそれぞれのコミュニティに根付きある。現在は、12チームが参加しており、Eastern、Central、Westernという3つのConferenceの分かれつつ、他のConferenceのチームとも対戦するというメイジャー・リーグ・ベースボールのような仕組みのリーグ戦を行い、同様にプレーオフもあり、最後には1試合でチャンピオンを決定するMLSファイナルなるものもあり、対戦方式が他のリーグと多少異なる。これも、多くのチームにチャンピオン争いをする権利を与える、アメリカらしきやり方である。リーグ開始当初行っていた、延長戦やPK戦に変わる、アイス・ホッケーのようなシュート・アウト方式はすでに廃止されている。

リーグのレベルはそこそこ。Jリーグほどスピード感がなく、個人技が中心になりがち。中南米系の選手も多いが、ヨーロッパからの数人の元スーパー・スターもプレーしたりもした(2000年シーズンには、ブルガリアのストイチコフとドイツのマテウスが所属していたりもした)。

イタリア・セリエA(1部)

スペインのリーガ・エスパニョーラ、イングランドのプレミア・リーグと並んで、世界のトップ・リーグと言われているイタリア・セリエAの試合を3試合、スタジアムで観戦した印象は、というとチケットが高い、である。もちろん、ゴール裏などは高くないが、メイン・スタンド、バック・スタンドの割と良い席は結構な値段がする。それでもやはりイタリア人の中にはカルチョ(この国でサッカーはこのように呼ばれている)が住んでいて、高い値段を払っても地元チームを応援したり、レベルの高いサッカーを堪能してしまうのであろう。事実、それだけの価値のある高いレベルのサッカーが見れるのである。

意外だったのは、スタジアムでチームのオフィシャル・グッズがあまり売られてなかったこと。多分、街の中心にオフィシャル・ショップがあるというパターンが多いのであろう。

ひいきチーム:

浦和レッドダイアモンズ(日本) Chicago Fire(アメリカ) RSC Anderlecht(ベルギー)
Juventus FC(イタリア) Arsenal(イングランド) Manchester United(イングランド)

好きな選手:

ライアン・ギグス(Manchester United - England
小野 伸二(Feyenoord - Netherlands
中田 英寿(Fiorentina AC - Italy
アレキサンドロ・デル・ピエーロ(Juventus FC - Italy
アンジェロ・ディリーヴィオ(Fiorentina AC - Italy
名波 浩(ジュビロ磐田 - 日本)
ディエゴ・マラドーナ

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